PASMOの新しいポイントサービス・メトポってどうなの?
2018年3月から東京メトロにおける新たなポイントサービス「メトロポイントクラブ(メトポ)」が開始されました。メトポの利用で貯まったポイントは、各駅にある多機能券売機で10ポイント:10円単位でPASMOにチャージでき、電車の運賃や買い物代金の支払いに充てられる電子マネーとして利用できます。
従来のメトロポイントは「To Me CARD」会員限定のサービスであり、東京メトロの乗車や電子マネーの利用などに応じてポイントが貯まりました。
新しいメトポはTo Me CARD会員だけではなく、事前に登録したPASMO(記名・無記名)を利用して東京メトロに乗車すると、乗車日数に応じた「通常ポイント(デイリーポイント・ホリデーポイント)」、及び1ヶ月の乗車回数に応じた「ボーナスポイント」が付与されます。
なお、To Me CARD会員もメトポに登録することで、従来の「メトロポイントPlus」と併用することが可能です。ただし、ポイントの合算はできません。
メトポPOINT詳細
ポイント種類 | ポイント内容 |
---|---|
デイリーポイント |
1日当たり3ポイント |
ホリデイポイント |
デイリーポイントに加えて、土・休日1日当たり4ポイント |
ボーナスポイント | 1ヵ月間(月初~月末)に10回乗車すると10ポイント |
*定期券・企画券区間内の乗車はポイント付与対象外。
*ポイント有効期間は1年
例えば、月曜日から日曜日まで乗車したとすると、デイリーポイントが3×7日で21ポイント、ホリディポイントが4×2日で8ポイント、計29ポイントが貯まります。貯まったポイント数はWEBサイトの会員専用ページか、多機能券売機で確認できます。
また、会員専用ページで獲得ポイント数をメール(月1回)で知らせてもらう設定ができます。
メトポへの登録方法は?
メトポへの登録は仮登録から本登録の手続きを踏みます。
仮登録
会員専用ページにアクセスし、画面の指示に従って必要項目を入力します。お客様番号、WEBパスワード、及び駅パスワードを取得して仮登録が完了します。(申込書の郵送による仮登録も可)
本登録
- 駅に設置されている多機能券売機に行き、画面にある「メトロポイント・メトロポイントクラブ」ボタンを押します。
- 次の画面で「メトロポイントクラブ」ボタンを押します。
- 仮登録で取得したお客様番号と駅パスワードを入力します。
- 「申込・変更」ボタンを押します。
- 「ICカードを登録」ボタンを押します。
- 最後に、登録するPASMOを挿入します。
- 受取口からPASMOを受け取れば、登録が完了です。
メトポをPASMOにチャージするには?
メトポのPASMOへのチャージも多機能券売機で行います。
(1)〜(3)までの手順は本登録の手順と同じです。
(4)「ポイントでチャージ」ボタンを押します。
(5)数字キーでチャージするポイントを入力します。
(6)確認画面で間違いがなければ、「確認」ボタンを押します。
(7)PASMOを挿入し、受取口から受け取って終了です。
メトポとメトロポイントPlusの違いとは?
メトポとメトロポイントPlusの違いには以下があります。
項目 | メトポ | メトロポイントplus |
---|---|---|
条件 | PASMO保有 | To Me CARD保有 |
ポイント |
平日:3ポイント |
平日2~20ポイント |
- メトロポイントPlusはTo Me CARDかソラチカカードの保有が条件です。
- メトポには月間乗車数に対するポイント付与があります。
- メトロポイントPlusはメトロポイントPlus加盟店での買い物でポイントが付きます。
メトポ入会における年会費は無料です。なお、2019年春から朝のラッシュ時前の時間帯に乗車すると、ポイントがもらえる「オフピークポイント」が導入される予定です。また、カードローンのように審査はありませんので、誰でも入会ができます。カードローン審査無し等でポイントカードの事を聞く人がいますが、基本的にクレジット機能が付いてないポイントカードに入会審査はありません。